製薬会社いたばさみ管理職のブログ

   製薬業界で生きるサラリーマの日常を描きます。MRの未来を明るくしたい。

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリアでバイトをするのか?から学ぶこと

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリアでバイトをするのか?偏差値37のバカが見つけた必勝法 

(著者:村上 太一)

 

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法

 

 

まさしく管理職経験が長い人や人に物を教える立場の方が読むべき本です。

最近よく「自分はこのままでいいのか?」「変化に柔軟に取り組んでいるつもりだが変化できているのか?」といった考えが頭をよぎることがあります。

皆さんはいかがでしょうか。

年齢やポストが上がるにつれて、周りが見えず既存のやり方や固定観念に縛られてしまう。プライドもあるし自己顕示欲もある。変化をしようにもプライドが邪魔してなかなかうまくいかない「あぁ。」と思い当たる節のある人も多いかと思います思います。

  著者:村上太一さんはミシュラン1つ星のスーパーシェフです。40歳を超えてから「サイゼリヤ」でバイトを始めます。何十歳も年下の高校生上司の元でアルバイトをします。なかなか考えられないです。

村上さんは自身のお店で感じていた「危機感」をサイゼリヤでバイトをすることで改善しようと考えたわけです。その発想が素晴らしいと思います。生産性や収益といった点でサイゼリヤを自身で評価し学びを得るためにアルバイトとして飛び込みノウハウを自分の店に持って帰りスタッフの幸福度アップにより生産性や収益を改善しました。

  本書は村上さんの面白い思考法や経験がたくさん入った内容になっています。自分の経験に固執することがいかに無駄か、本当に大切なことは何かを本書は気づかせてくれます。

 

コロナ禍でも黒字を叩き出すレストラン 

著者が経営するイタリアレストラン「ラッセ」はミシュラン1つ星を9年連続獲得するも人間関係は最悪経営もギリギリ。「このままではやばい」とサイゼリヤでバイトを始めまなんだこと自分の店で生かしたところ

 ・スタッフ1人あたりの売り上げが(約2.2倍)

・経常利益(8%UP)

・労働時間(約9時間 4割削減)

・従業員を4人に削減(少人数で回せる)

 何が良かったのか?それは「常に変化し続けること」である。

 

サバンナ思考を持とう

著者は「危機感を持ち、多くの気づき、すぐに行動する」ことををサバンナ思考と呼んでいる。サバンナ思考はネガティブな思考である。常に危機感を持ち小さな気づきを得てすぐに行動を起こす。このサイクルを高速で回せるようになれば人生を楽しくサバイブできるようになる。

 

「当たり前」を疑おう「ウエイト&ストップ思考」

サバンナ思考の最大の敵は思考を停止して変化しなくなることです。

村上さんも過去にこの思考のせいで、有名店での成功例をそのまま店に持ち込み失敗をしています。人間は自分にとって都合の良いことを考える傾向にあります。危機から目を背けると物事の本質が見えなくなる。

 村上さんにとってミシュランガイドもその一つである。ミシュランの評価ばかりを気にして星を増やすことを優先してしまった。自身の価値観を見失い店も自分も潰れる手前までいっています。

 まるで一度掴んだポストを離したくない管理職がわき目も触れず保身に一直線!といったところですよね。会社あるあるです。。。

 

完コピ「マヨネーズ理論」一流を徹底的に丸パクリ

マヨネーズって昔家庭科で作りましたが、卵黄、油、酢、塩、を混ぜるだけですごく簡単なんです。でもオリジナルで作ると意外と味が決まらない。マヨネーズを確立させるためにはかなりの時間がかかると思います。しかし美味しいマヨネーズを作る一番の方法はマヨネーズのつくり方を知っている人に教わるこというわけです。村上さんは一流を料理学校時代から目指していたわけなので、一流料亭で修業を始め驚異的なスピードで成長していったようです。一流になりたいなら一流から教わればいい。初めから最強を手に入れるぐらいのスピード感が必要である。徹底的に一流を観察してまず初めに「型を」身に付けないと、応用ができない。まずは完コピしてから自分のやり方を確立することが一番の成長方法である。

 

社会人バイトを成功させる3つの鉄則

鉄則1自分を消して歯車になれ

自分の経験や意見なんていらない、余計なことは考えず仕事に没頭し仕組みを吸収する。もし気づきがあれば自分自身の本業で生かせばよい。

 

鉄則2完全にマニュアルに従え

どの店にもマニュアルがある。挨拶の仕方など細かく決められている。それをまず誰よりも一生懸命行い完全な再現性が出せるまで行う。まるで野球の素振り1000本のように・・・とは書いていませんが、それぐらい没頭すると楽しくなる。

 

鉄則3:たくさん失敗しろ

いくつになっても叱られてリ怒られてリすることは重要である。上司が年下であり経験が浅い人間であってもだ。「謙虚」に受け止める。これまでの経験や実績は一旦忘れて 全てを学びに変えるために「バカ」になろう。

 

今いる地位や立場を一旦忘れてたくさん失敗し、たくさん叱られ怒られる覚悟を持たなければならない。社会人になりそれなりの立場になり、経験を積むとなかなか怒ってくれたりすることはなくなってしまう。そんな中での村上さんのサイゼリヤでのアルバイトは気づきを得る重要な体験だったのです。

 

私の気づき

会社で言うならば、CEOが現場の新人となって1から働く、我々製薬会社なら例えば営業本部長が現場のいち開業医担当者となって数カ月活動してみる。といったところでしょうか。

面白い気づきが得られることは間違いいありません。

 
色々な社内外の人間とビジネスをして行く、またフォロワーとしての部下・チーム員との関係作っていく中ではこれら既存の固定観念やプライドは全くと言っていいほど役に立ちません。ましてや今の時代1つの会社で一生を終えることは少なくなり、新たなキャリアを歩む上では自らを省みる行為は非常に重要だと思います。
その点ではこの本は非常に新しい視点や考えさせられる点が多いと思い取り上げさせていただきました。 
 
 

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