「トップ5%社員」の習慣は、その他95%の社員とどこが違うのか?? 

 『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』

 (著者:越川慎司)

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

20~30代のビジネスマンに読んでほしい1冊

どんな会社でもそうだが、製薬業界でもコンスタントに成績がトップクラスの「デキる社員」が存在する。

もちろんプロセスも内容のある活動をしている。生命関連企業であり患者さんの数に売り上げが左右され、個人の力は関係ないといわれることがあるが、先生の処方意向は少なからず担当者の働きぶりに動かされているとしか思えない状況を経験してきた。

 

本書「デキる社員」の秘密を分析し簡潔に書かれている。

著者は、クライアント企業25社の中で、5%のデキる社員と95%の一般社員、合計約1万8,000人の働き方をリサーチし、収集したデータをAIと専門家で分析した。比較的N数としては多い行動分析であり非常に信頼度の高いデータである。

 

その結果から明らかにされた「5%社員」と「95%社員」の違いがまとめられている。

自分の働き方を振り返り、働き方や評価されるポイントを確認できる一冊である。


本書のポイント

多くの社員は作業を終わらせることに満足感を得るが、「5%社員」は作業の結果、成果が表れたときに満足感を得る。

 

「5%社員」は、意思決定を行う会議の最後で「○○をしよう」「○○をやってみよう」というレッツの言葉で会議を締める傾向にある。

 

「5%社員」は、多忙でも、2週間に1回、15分程度時自分自身を振る時間を持つ。

 

「トップ5%社員」の5原則

①「目的」のことだけを考える

②「弱み」を見せる

③「挑戦」を「実験」と捉える

④「意識変革」はしない

⑤ 常に「ギャップ」から考える。

 

「95%社員」の行動

成果達成ではなく作業完了に充実感を覚える

「5%社員」は限られた時間の中で成果を上げる方法を探るが、

「95%社員」は限られた時間の中で「やることリスト」を終えることに夢中になり、作業のその先の成果や事象にに目が向いていない。

「95%社員」にとっては作業完了が充実感を得るポイント

「5%社員」は成果達成が充実感を得るポイントなのである。

 

課題解決に時間をかけてしまう

「95%社員」は、課題ができるとすぐに解決を目指す。しかし時間をかけて解決できないままだったり、また同じ問題が発生したりする。

それは目の前の課題解決にばかり注力し、本質を解決しないままだからだ。

 

「5%社員」の思考方法は問題発生時、解決を優先せず、問題発見→問題分析→解決策立案と整理していく。

課題解決の「型」を持ち、再現性のある解決方法を蓄積しているから解決が早く、再発もない。

 

「5%社員」の思考と行動

解放感よりも達成感に幸せを感じる

クライアント企業の社員16万人に「幸せを感じる時間」を調査したところ、

「5%社員」は、解放感ではなく達成感に幸せを覚える。そのタイミングとは、目標を達成した金曜日の夜だ。

「5%社員」の目的は仕事そのものではなく、改善や成長等の個人のビジョン、自己実現である。

それゆえ、作業が終わったときではなく、作業によって成果が生まれたときに達成感を得ているというわけだ。

 

完璧を目指さない

計画や準備に時間を使いすぎると出遅れていまう。6割程度で開始し、修正しながら進むのが効率的である。

あえて完璧を目指さないことで行動量を増やし、成果を生んでいる。

資料作成ひとつにしても完璧を目指すと時間がかかる。

よくある例は資料提出依頼に対して一生懸命時間をかけた挙句ギリギリに提出して手直しが発生する。

提出する方も提出される方も迷惑だ。それなら6割で早く出して早く修正する方がWIN,WINである。

 

「5%社員」の発言

摩擦を恐れない

これもよくあるパターンだ。

「いい人」は摩擦を避けるが、「5%社員」は摩擦の必要性を理解している。

安全だと思って摩擦を避け続けた結果、「いい人」は「どうでもいい人」となり安全圏ではなくなってしまう。

その代わり必要な摩擦を起こした「5%社員」は大事な場面で頼りにされる存在になる。

 

意見を通すために日々根回しは必要

上位20%の若手エースの特徴に、「これ絶対におかしいです、こうすべきです」という「べき論」の展開が見られるが、こうした意見は通りにくい。

一方、「5%社員」は周囲への配慮や感謝を忘れず、メンバーへの協力も惜しまない。日頃から丁寧にコミュニケーションを取っているからこそ、自分の意見を押し通したい際に、周囲の賛同を得ることができる。

 

 

会議はレッツで締める

社内会議を録画し調査した結果、「5%社員」は一般社員と比べて発言回数が22%多く、発言の文字数は27%少なく、発言時間は24%少ない。

「5%社員」はアイデア出しでは質より量を重視し、発言はシンプルでストレート、数字を使い端的でロジカルに話していたのだ。

「なるほど」「それいいね」「素晴らしい」といった合いの手は、「95%社員」より17%も多い。

「5%社員」は、意思決定を行う会議の最後ではアクションを決める必要があることを知っている。

だからこそ、前向きな「○○をしよう!」「○○をやってみよう」というレッツの言葉で会議を締めているのだろう。

 

「5%社員」の習慣

動き回る

「5%社員」は自席にいる時間が短い。他部署や社外のキーマンなど、多くの人と対話し接点を持っている。同じ会社、同じ職種の社員に万歩計をつけてもらったところ、「5%社員」は一般社員より14%も歩数が多い。また自席で仕事をしているのは2割未満という「5%社員」が半分以上。

 

新しい物好きで、飽きっぽい

「5%社員」は好奇心旺盛で新しいものが好きだ。今の自分にはない新しい情報やスキルに興味を持ち、積極的に取り入れる。1年以内に発売されたスマートフォンを使用している確率は61%で、機種変更の速さは「95%社員」の約2倍。

 

期限を厳守する

「5%社員」は、業務終了前の5分で翌日以降のスケジュールとタスクを整理する。

納期が守れない社員は、必要時間を見積もらないままタスクを開始する。不測の事態に気付かずスルーし、処理も報告もできずに納期を伸ばす。

一方、「5%社員」は納期を守れない可能性が出た時点で報告し、リカバリーが個人でできない場合はヘルプを依頼する。

 

「5%社員」のルーティン

アウトプットを見据えてインプットする

「5%社員」は、あらかじめアウトプットを決めてからインプットを行う。インプット後の具体的なアクションについて考え、どうすれば実現できるかを自問する癖がついている。また、インプットを生活サイクルに組み込むことで、過度な労力をかけず、成果や業績に結び付けている。

 

週に1回、15分の内省タイムを持つ

「5%社員」は1人だけの時間を作って内省する習慣がある。失敗しても成功しても、その結果を客観的に検証し、どんなことからも教訓を得る。

「5%社員」の内省は、少なくとも2週間に1度、15分程度で行われる。その頻度は、「95%社員」の9倍以上。

 

私の気づき

本書には他にも、「5原則」の詳細や、「5%社員」の思考と行動、発言、習慣、ルーティンが紹介されているので是非、本書をチェックして、自分になったやりかたを真似をしてみてください。

 

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