マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾
昔一番売れている株の雑誌ZAiのNo.1人気連載が単行本化したのがこの漫画です。
実はこの本は人生で初めて買った「投資の本」です。恥ずかしながら漫画でした。
将来のビジョンを持ての意味
私の昔話です。
新人の頃、上司に「将来のビジョンを持て」と言われました。
その頃製薬業界では後発品の足音がまだ少し聞こえてくるぐらいでまだまだ経費はありあまり業績も勝手に上がるぐらいのちこでした。特に危機感もなく自分のはとりあえず働いて「頑張って外車を買うぞ」なんて思っていました。
そんな私は上司の「将来のビジョン」という意味がわかりませんでした。
上司はよく投資や株の話をしてくれました。当時自分は投資への良いイメージがなく、「すごいなぁ」「いいな」ぐらいの感覚でした。
確定拠出年金だけははかけようと考え設定しましたが、
日本株、外国株??という感じで適当に外国株へ掛け金を収めていました。
その後も何も考えずに日々働き、飲み会へ繰り出す日常でした。
数年たったある日「リーマンショック」が起こりました。
世界で何が起こっているんかその時はさっぱり理解しておらず、
ある日確定拠出年金の額を見て驚きました。
「メチャクチャ減ってる」
今から考えれば全くの無知で当時は意味がわからず、あっさり掛け金を国債に入れた記憶があります。
その後、会社が変わり確定拠出年金の移行ができないことがわかりあっさり解約・・・
本当に無知だったなと後悔しています。
その後、FXに手を出しましたが上手く行かず、これはダメだなと思いました。
本格的な投資との出会い
冷静に考えてみるとお金(株・投資)に関しては全く勉強が足りていないと気づきました。(気づくのがかなり遅いですけど。。。それだけ日々の業務やプレッシャーに追われていたんだと思います。)
上司が言っていた「将来へのビジョン」は仕事だけでなく人生としてのビションであり、「人生に必要なお金のシミュレーションをしておけよ。」ってことでした。
上司は常々「製薬業界も安泰じゃない、接待はなくなり、後発品は増え、インターネットの普及で情報は溢れる。MRの存在意義はどうなる? 講演会なんてなくなる。インターネットで講演会を流すようになる。給料も今の定年まではもらえないぞ。」と言っていました。
私は「まさか、製薬業界も全然大丈夫でしょう!?」
なんて根拠のない自信を持ち過ごしてきましたが、今思えば色んなことが現実へとなりはじめていたなと思います。
年功序列は消え、新たな評価指標が生まれました。
簡単にいうと「簡単に給料が上がらなくなった。」ということです。
流石に色々考えお金について考えるようになり少しずつ勉強を始めました。
それでも新聞も読まない、ネットには怪しい投資話が転がっている。
活字は苦手で上手くいきません。
その時考えたのが、「漫画なら理解しやすいかも」でした。
そして人生で初めて買ったのが本書でした。
内容は非常にわかりやすく、配当金、PER PBRなど専門用語等わかりやすく解説指標もすぐに理解できました。昔はやりだった敵対的買収騒動から会社を救う。ってストーリーですごく面白かったです。
当時、恥ずかしながら「株」というものを初めて理解できました。漫画ってすごいです。
今でもは大切に持っていてテレビの横に置いています。
子供たちが面白がって読んでいてボロボロになっていますが、
株というものの存在を理解してくれていると感じます。(将来、株でがんばれ!)
あとがき
色々な学びを若いころから得て、今は多くのキャリアを積み何とか会社や顧客への貢献ができていると思います。これから流動的で先が読めない人生が待っているということを若い世代の人間に理解してもらい、早くから投資を行い、お金だけじゃない多くの学びを得てほしいと思います。
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