『東大王』出演鈴木光さんの知力と魅力からの説得力
『東大王』レギュラー出演する鈴木光さんが「弁護士になる」という目標を叶えるために東大入試や司法試験予備試験を勝ち抜いてきた自身の勉強法を紹介した1冊です。
ビジネスマンなら誰しも勉強を始めたが続かなかったという経験があると思います。
本書では効率的な勉強計画の立て方や勉強方法がわかりやすく紹介されています。
何より、あの鈴木光さんが書かれたということで個人的には非常に説得力が高い内容でした。個人的には少しバイアスが入っていますね。。。
自分なりに学びポイントをまとめてみます。
まず勉強目標・計画を立てる
目標は3つ立てる。
「大目標」「中目票」「小目標」
・大目標 「〇〇大学に入る」「〇〇の仕事をしたい」
・注目票 大目標の達成に必要な数カ月単位の目標「模試で何位に入る。何点取る」
・小目標 数日・数週間単位の目標 「何日でテキスト1冊やり終える。3回する。」
目標を小分けにすることで進捗度合いを確認することができるので、焦らず勉強を進めていける。仕事も同じで「逆算で考える」という思考に結びつけやすい内容だ。
目標設定に悩んだら?
大目標が見つからないときは一旦、勉強から離れて「面白いな」と思う人に話を聞いてみるのもよい。
中目票を立てるときは「期限」「何を」「どれぐらい(レベル)」まで決める必要がある。
小目標は理想を追求しすぎない。「テキストはこれ1冊」ぐらいにしぼり、予定より1.5倍速を意識に進めていく。
「考え方」を身に付ける
問題を解くプロセス
問題を解くためにはひらめきはいらない。
知識の蓄積、覚えたことをどれだけ実行できるか?
インプットとアウトプットをバランスよくすることで問題を解く力は鍛えられる。
問題を解くために必要なインプットは3つ
①「問題のパターンを覚える」
②「解く手順を覚える」
③「知識を覚える」
普通なら「知識」から行きたくなるが、
まず例題などの問題パターンを理解してから、例題を解くことに必要だった公式や知識をマーカーなどでチェックして後で暗記する。
問題に詰まった時は解答をすぐ見て、その後答えを見ずに解凍できるまで繰り返す。
問題を解くために必要な2つのアウトプット
①同じパターンの問題を10~20題解く。
②次に時間を空けて違った問題をまとえて解く。
早い段階で同じパターンの問題を解くことで変な癖をつけないようにし効率的に覚えれれると紹介されている。
暗記のコツ
これは誰しもが知りたいとこです。
1つ目コツは問題形式で記憶を確認する。
新たにノートを作らない。教科書テキストにマーカーで消せるようにする。
答えられなかったところは印をつける。
2つめ分割して記憶する。
英単語1日10ページなら2ページ分覚えたら次の2ページに進む。
パット見て9割理解したら次に進む
勉強環境を整える
タイマーを使って時間を区切る。
鈴木さんは60分勉強15分休憩のサイクルを繰り返すそうです。
スマホは電源を切ったり目のつかないところに置く。
鈴木さんは何かの記事で東大合格するまで受験勉強期間、スマホを解約したと言っていた。そこまでする精神力に尊敬をしてしまう。
目標進捗と現状分析を行う。
一日の過ごした内容やテストの点数を分析することも大切。
解けなかった問題は放置せず、何回もやり直そう。
最後に
さすが東大から弁護士を目指す人だけあって「学ぶ」「勉強」に対して真剣に見きあっているなと思いました。目標を達成するための勉強にも戦略が必要です。
物事を細かく見る習慣をもっと養おうと思います。
また子供にも役立つ部分はありましたし、実際に実行できている部分などあり参考になります。是非学生だけでなく市社会人の方も参考にして欲しい本です。
日本ブログ村ランキングに参加しています!
最後にクリックしていただけたら嬉しいです♪(^_-)-☆