製薬会社いたばさみ管理職のブログ

   製薬業界で生きるサラリーマの日常を描きます。MRの未来を明るくしたい。

『スマホ脳』を読んで子供や自身のスマホ使用を振り替える

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皆さんは子供のスマホ使用に時間的な制限を設けていますか?

 

私は「1日1時間」+LINE等でどうしても連絡が必要な時は15分iphoneの時間を解除しています。

子供からはクレームをいただき、世間を見回しても厳しい方だなと思います。

 

こうした制限は、「集中力が落ちる」「やるべきことが放置される」といった家庭内の現象から感覚的に行っていました。

 

今回読んだ本書ではどういったメカニズムでスマホに依存してしまうのか?など脳に刻み込まれた遠い記憶が影響していることを教えてくれる一冊です。

 

スマホに制限をかける理由や依存に対する予防、心の不調を整える方法をわかりやすく紹介されています。

本書のポイント

人間の脳はまだサバンナで暮らしている。

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脳は1万年前から変わっていない、生きていくための睡眠や運動など強い欲求を備えており、こうした欲求を無視し続けると、精神状態が悪くなる。

 

睡眠欲求を無視し続けた結果、睡眠障害を引きお越している。

これは先進国で睡眠障害の治療を受ける若者が増えている原因である。

 

スマホ脳(新潮新書)

脳の報酬系がハッキング

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おもしろいことに時間のムダと理解しているのに私たちはスマホを手放せない。

無意識にスマホを見ては集中力を低下さる。

これは脳の報酬系がハッキングされているからだ。

 

脳はネガティブ感情を優先する

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脳は常に遺伝子を残すため、「今、どうすればいい?」という問いを自分に投げかけ行動をしている。

人類の歴史上、「生きなければいけない」「危険からの逃避行動」といったネガティブな感情で、即対応しなければ命を落とすことから、ポジティブな感情よりも優先されてきたようだ。

確かに平和ボケした現代と比べると、私たちの祖先は、脅威がはるかに多い環境に生きていた。

だから強いストレスや心配事があると、それ以外のことを考えられなくなってしまうようにプログラムされている。

 

うつは防御機能からくる現象

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ストレスを感じると、心臓の拍動が早くなり心拍数が上がる。昔の人はライオンに遭遇したら、すばやく反応して攻撃するか逃げるかを判断しなければならないため、筋肉には大量の血液が必要になる。

常にストレスに対する体の反応が、求められている。

 

しかし現代社会はストレスが長時間継続することが多い。人間は、ストレスに対応できるように進化できていない。脳がうまく機能しなくなることでお腹の調子を崩したり、不眠や性欲低下で悩んだりする。

 

スウェーデンでは、大人の9人に1人以上がうつえある。強いストレスを感じると、「危険がにある」と脳が判断して、気分を落ち込ませ、引きこもらせようとする。

 

これは、脳が現代社会にうまく適応できておらず、逃げるという解決策をとるために起こる現象だ。

 

うつとは、自分を助けるために発達した防御機能なのである。

 

なぜスマホに依存するのか?

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スマホに依存するのは、スマホが脳内の報酬システムをハッキングし、人間の行動を促すドーパミンの量を増やすからだ。

新しい情報や環境、出来事に接すると、脳はドーパミンを放出する。

 

現代では、パソコンやスマホがもたらす新しい知識や情報によって、脳はドーパミンを放出する。そして私たちの祖先が新しい場所や環境を見つけたときと同じように、報酬システムを作動させていたのである。

 

SNSは行動科学や脳科学の専門家たちから学び、承認欲求を満たす「いいね」を、頻繁に確かめさせるような仕組みを構築している。

 

スマホは目につくだけで影響する

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仕事中にスマホを見たとき、メールチェックだけでなく、SNSや他のアプリをを確認してしまう人は多い。

さらには、記事やセール情報に目を通してしまい、仕事が手につかなくなる。

 

多くのものに意識が行くようにあらゆる危険にすぐ対応できるよう脳はプログラムされている。

昔には有効だったかもしれないが、現代では注意が散漫になり集中力を低下させる原因になっている。

 

人間はマルチタスクができるように脳がプログラムされていない。

長期記憶を作るためには、ひとつのことに集中しないといけない。

 

集中したいときは、スマホを別に部屋に置いておいたほうがよい。。

 

スマホの利用時間に制限をかける理由

 

SNSで孤独を感じる理由

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フェイスブックは代表的なプラットフォームのひとつだがその平均的な利用時間から計算すると、いまの20歳が80歳になる頃には、人生の3年近くがフェイスブックにあてられることになるとしている。

 

人間の脳は、他人の話をするときよりも、自分のことを話しているときのほうが活性化する。現代ではSNSで、数百人〜数千人とコミュニケーションが取れる。

 

それにもかかわらず、SNSを熱心に利用している人のほうが孤独を感じていることがわかっている。

 

SNSを通して、皆の幸せな情報に大量に触れることで、自分は損をしている、孤独な人間だと感じてしまうからだと考えられる。

 

集中力を高め、心の不調を予防する方法

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子供は、「スマホを使いたい」といった欲求を我慢する自制心が未発達である。

幼児にスマホタブレットを用いた教育を行うことは、自制心の発達に悪影響をもたらす可能性がある。

しかし逆にスマホの利用時間を制限し、紙の書籍を読んだり手で書いたりする教育を実施すると、成績は上がる。

 

スマホは若者の睡眠時間を減らし、集中力を低下させ、孤独感を強め、さらには依存状態にするため、利用時間の制限は必須である。

 

睡眠を優先し、身体をよく動かし、社会的な関係を作り、適度なストレスを感じることで多くの人が心の不調を予防できると言われている。

 

そのためにも、スマホの使用は制限されるべきなのである。

 

さいごに

スマホはすでにわれわれ現代では手放せない存在になっています。

消し去ることは不可能です。素晴らしい機能も充実している。

使い方によっては人生を豊かにしてくれると思います。

後はスマホとの付き合い方を考え、程よい距離感を取っていくことが大事だと思います。

 

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