今までのリスニングは考え過ぎ?『理想のリスニング 「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界』を読んで気づいたこと

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 私はリスニングが小さいころから不得意でした。

社会人になり英語に触れる機会が増えてやっと少し慣れてきましたが、未だに簡単な挨拶程度の疑問詞が聞き取れなかったりします。

 

本書はヒアリングについてを中心に書かれているが、これまで言われているような「量をこなして慣れる」や「まず基本表現や文法身に付いける」と言った内容とはまた違ったアプローチを紹介しています。

「こういうところに気を付ければ、もっと効率的に、そして楽しく英語が学べる」といった内容が書かれており、苦手意識がある英語勉強にモチベーションを溜めてる内容となっています。

 

理想のリスニング: 「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界

 

本書のポイント

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英語はどう聞こえているのか?

英語にはストレス・アクセントがある。強音節と置かれない弱音節が英語の音の土台である。

強と強の間の長さは音節数にかかわらず、同じくらいに聞こえる。

そのため強と強の間に多くの音節がはさまっているフレーズを聞くと、「弱いところが続くと聞き取りにくい」となる。

大事なのは、強い音節と弱い音節を、メリハリをつけて言うこと

聞き方がわかっている人にはちゃんと伝わり、コミュニケーションが円滑になされるのである。

 

否定や仮定法は音の強弱で判断する。

英文は「強・弱/弱・強……」という繰り返し

私たちが間違えやすいのは否定が関係する部分と仮定法だ。

いくつもの話のうち、どれが肯定され、どれが否定されているか、どれが仮定の話なのか、わからなくなることがある。

話し手の意向を正しくとらえるには、「強」と「弱」の交代するリズムから、最終的な強調ポイントを受け取ることが大事。

 

リスニング練習

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聞こえ方を鍛える

音声は時間とともに消え去ると思いがちだが、私たちの耳には聞き取れなかった言葉が「音」として残存している。聞き取れなかった映画の会話が、字幕を見たとたん、急に「わかる言葉」として聞こえてくるという体験がそれだ。

私たちは「耳の記憶」を参照して、「何かこの文は変だ」「この並びが語呂が悪い」と感じるのである。

身体や空間で聞く

英語の音を聞くために、私たちはどう身体を使うべきなのか。

重要なのはストレス・アクセントへの対応

子音の聞き分け・英語は母音より子音が優勢

子音の運動に慣れるためには、その一つ一つに注意を向ける訓練が必要

pull/fullのように、母音が同じで子音が違う単語を続けて聞いたり、文を聞いてthで始まる単語や、mで始まる単語だけを書きとったりする練習がいい。

 

1語1語を追い回さない

すべてを聞こうとしない。

まず取り組むべきは、英語的な「強さ」に慣れ、勘所の部分を聞きとること。

英語では強く発音される部分と、弱い部分がほぼ交互に現れることで音がつくられ、意味が生み出される。強いところと弱いところの差さえを聞こう。

まずは単語のリズムを覚えて「山」をつかみ、さらにスクリプトを見ながら音声を聞き、どこが強く聞こえるか印を付けることで、メリハリに耳を傾ける習慣をつくる。

間「切れ目」を確認する

ストレス・アクセントが聞けるようになると、耳はさまざまなレベルの「切れ目」に敏感になる。英文の土台をなすリズムや呼吸は、切れ目によって作られている。だからそのとらえ方を覚えれば、単語や語句などの知識も頭に入ってきやすくなるし、構文にも対応しやすい。

ある程度英語に馴染みがあり、しっかり勉強もしている人がうまく聞き取れないのは、音が聞こえすぎるからだ。

あらゆる情報が同じ重さでこちらに迫ってくるように感じると、ついていけないと思ってしまう。

切れ目を感じ取れるようになれば、情報の優先順位が明確になる。

 

「主語」と「動詞」以外はどうにでもなる

大事なのは、構文における「主語」と「動詞」である。それ以外の要素については、「いざとなればどうとでもなる」と思っていていい。だから主語や動詞がいつ出てくるのかを把握する訓練が必要になる。

私たちは母語を使うとき、大事なところを自然と「耳に引っかける」ようになっている。英語もある程度の量を聞けば、大事なところが耳に引っかかるようになってくるが、英文を聞きながらスクリプトに何種類かの下線を引き、優先順位を見分ける訓練をするのもいいだろう。

 

言葉を聞くことの意味

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名詞を聞きとる

必要な情報はしばしば「点」の形を取る。列車が何時に何番線から出るのか、明日の天気は晴れか雨かといった情報だ。「点」を聞く練習は、事務的な情報処理能力を鍛えるだけでなく、口頭でのやりとりの力を高める。人名や時刻、天気といった「知っている語」を聞きとることから始め、さらにそれらの語が何回出てくるか、どのような言及がされているかといったことを聞き取れるように難易度を上げていくと、次第に情報の全容を聞けるようになってくる。

空間に慣れる

身体感覚や空間の延長がからんだ表現は、英語学習において難しい点のひとつだ。音だけを聞いて、手順が頭に思い浮かぶか試してみると、英語の空間表現に慣れることができるだろう。

身体の動きに関する英語表現を身に付けるには、ヨガのポーズの説明動画を聞いてみるといい。身体の動きに関する「open the shoulders」(肩を開く)、「follow your breath」(呼吸を意識する)といった用語は、簡単な語が多いわりに教科書でも試験でもなかなか出てこないが、日常的な状況ではよく使われるものばかりだ。

人間を理解する

リスニングで大事なのは、言葉の背後にいる人間だ。私たちは「人間を聞いている」のである。

私たちは、誰かと同じ目的や状況を共有していることが確認できて、はじめてコミュニケーションを始めることができる。だから目的や状況を確認する言い回しや、それにかかわる文法を学習することが重要になる。

 

さいごに

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英語に対して「聞く」言う行為に真剣に考え過ぎていたのかもしれないと考えさせられる1冊でした。

その人がほんとに伝えたいことはなにか?という背景を考えり、どんな感情で話をしているのか?を感じることで強調されている単語や音が聞きやすくなった気がします。

すべてを聞き取れるようになるわけではないと、英語学習のハードルを上げ過ぎてもいけないと感じました。

 

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