前回のまとめ
・製薬会社の事業規模が自分が想像していたよりも大きく魅力的であった。
・金融、不動産、広告、マスメディアも受けてみてもよかったかなと少し思う。
・プレゼンスキルのなさやグループディスカッションの不慣れは反省している。
・スポーツで培ってきた自己分析や内省習慣は役に立った。しかし勉強はしといたほうがいい
・アウトプットはコミュ力は就職活動中に身につけられる。
面接の経過や内定までの話を書く前に、前回書き忘れたことがあったので
話は逸れるかもしれませんが、書かせていただきます。
就活から考える地頭がいいとは?
よく「地頭がいい」という。
この「地頭がいい」には色んな種類があると就職活動時に感じた。
これは社会人になってからも痛感に感じるところである。
WEB試験で試される地頭
最近はどうなのかわからないがES通過の後に、WEB試験を取り入れる会社が複数あった。
このWEB試験内容について記憶は合間だが、「数理解析」「論理的思考」「読解力」などを確認する試験だったと思う。
正直このWEB試験に悩まされた。
圧倒的に「数理解析やグラフ分析」が苦手であった。
純文系であることもあるが、数字が嫌いであった。前回も書いたが、学生人生の中で数字から逃げ続けていたことは今は反省すべきポイントである。まさに「地頭がいい」を選別するポイントとしてWEB試験を採用していることを納得してしまう。
今考えると「嫌い」だっただけで内容に興味があるものに対してはすぐにできてしますものである。
実際に、製薬会社に入って色んな場面で「数理的な分析」を仕事としてやっていれば普通に身につくものである。
IQが高い人はWEB試験も簡単にパスしてしまうんだろうなと思っていた。
といっても複数社WEB試験はPASSしているので、そこまで馬鹿ではないと思いたい。
社会人になってから試される地頭
「地頭がいい」には種類がある。
色んな意見があるが、例えば「IQが高い」「EQが高い」の2つで話をしたい。
IQとは?
ご存知の通り「知能指数」である。
高ければ高いほど知能が高いと評価できる。
先ほどお話ししたWEB試験はIQを重視した試験(全てを受けたわけではないので?)である。
製薬会社に勤めていて社内全体を見て思うことは「IQが高い」集団であるとしみじみ思う。本社は特に。会社間格差はあると思うが。
他の業界はもっとすごいエリートたちが集まっているのかもしれないが今のフィールドで感じることも現実である。
社内業務の中では色んなエキスパートがいる。迅速な分析や判断が日々なされている。
EQとは?
心の知能指数(EQ)は自己や他者の感情を知覚、コントロールし、成功を収める能力と言われている。複数の研究で、EQと仕事での成功には関連があることが示されている。
生まれながらに持っているIQとは違い、訓練や習慣で鍛えられるのもEQの特徴である。
「地頭」とは先天的に持っている能力「IQ」と考えがちだか、社会人になるまで〜なってから備えてきた「EQ」も現時点では「地頭がいい」に入ると思う。
色んな人と仕事をしてきたが、数的や文章的な理解度は早いが、自身の分析や他者の感情を綿密に感じ取り、物事を予測する、想像するといった力を持っていない方が非常に多い。
これはIQをはかるWEB試験の弊害とまでは言わないが、EQを鍛えるといったことを会社がしてこなかったことが問題だと思う。
言われたことしかできない人、数字的なメリットでしか動かない人に比べると、人の感情や自身の感情コントロールができる人がMR・営業職では特に「EQ」が高い人間が成功を収めケースが多いと感じる。
社会人に必要なビジネススキル
どちらが優秀か?といったものではなく、適材適所でそれぞれの能力にあった職場で働くことがその人の幸せと考える。
とはいえビジネスで成功するためには「IQ」「EQ」のどちらも兼ね備えないといけないということは間違いない。
IQとEQを確認するために、就活ではテストや面接で人を見ているが、人間が判断していることは間違い無いので、偏りや好み、合う合わないはあって当たり前かなと思う。
それよりかは会社に入ってから、自分が何がしたいのか?何が向いているのか?を考えながらキャリア形成できる仕組みを会社自身が考えないといけないし個人的にもマネジャーとして導けるスキルを持っておきたいと、過去の就職活動から改めて思った次第である。
前回の記事です。
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