武田薬品「タケダコンシェルジュ」MRの呼び出しシステムがすごいと思う理由

f:id:kyoma0824:20210130205551j:plain

武田薬品「タケダコンシェルジュ」MRの呼び出しシステム

 

今、製薬会社では如何にMRが医療関係者とコンタクトを取るかを模索している。

上記記事、武田薬品が構築しているウェブサイトからMRの呼び出すシステムはすごいと思った。

 

さて何がすごいのか?は以下で紹介します。

 

引用記事 

武田薬品工業が、国内医療関係者向けウェブサイトの機能を強化している。今年1月18日から同社の「タケダメディカルサイト」上に、「タケダコンシェルジュ」という、いわゆるチャットボックス機能を設置した。医療関係者が情報検索の際に戸惑わないよう、サイト上をアテンドする。ここに武田薬品の担当MRを呼び出す機能も追加した。設置してから約1カ月間で、運用実績も上がり始めている。


 「ウェブサイト上のどこに必要な情報があるのか、見つけるのが難しい」という医療関係者の声に応え、対策を講じた。医療関係者がタケダコンシェルジュを立ち上げると、チャットボックスが「お困りごとはありませんか?」と尋ねてくる。そこで製品情報や患者向け資料集の確認、ウェブ講演会のスケジュールの把握、診療に関する周辺情報、最新の医療ニュースなど、興味がある項目を選択すると、迷わずに狙った情報にたどり着ける仕組みだ。

 医療関係者がサイトを見ている間にMRと連絡を取りたくなったら、疾患領域を選択した上で「MRに相談する」をクリックすれば、担当MRに連絡が飛ぶ。それを受け、MRが医療関係者に連絡を取り付け、電話やメール、対面やオンラインなど適切な方法で情報提供する。

日刊薬業(2/18)

 

 

現場発信のアイデアを迅速にシステム化へ

f:id:kyoma0824:20210126202938j:plain

このシステムは社内MRで構成された「デジタルリード」構想会議から生まれたアイデアである。企業から外部への一方通行の情報発信を、どうすれば双方向に変える事ができるか。

現場レベルで約800件出された業務改革案のうちの一つが「タケダコンシェルジュ」と呼ばれるシステムである。

 

現場のアイディアが具現化するというケースは、正直今の製薬会社では稀である。

ほとんどの企業は、デジタル戦略を何かしらコンサル会社、もしくはコンサル会社の転職組が外部データなどからニーズ確率の高いものを選んで展開している。

はっきり言って本社から落ちてくるモノは正直現場にマッチしていないシステムがほとんどである。

 

「タケダコンシェルジュ」は医療関係者目線のシステム

f:id:kyoma0824:20210127181052j:plain

チャットボット機能はあるが大体は依頼内容を打ち込み、本社カスタマーサービスを経由してMRに連絡というワンステップを挟む。しかしここにMRを呼び出す機能を追加したのだ。

 

医療関係者がサイトを見ている間にMRと連絡を取りたくなったら、疾患領域を選択した上で「MRに相談する」をクリックすれば、担当MRに連絡が飛ぶ。

それを受け、MRが医療関係者に連絡を取り付け、電話やメール、対面やオンラインなど適切な方法で情報提供する。

 

医療関係者の方のニーズはさまざまであり、そのタイミングもさまざまである。

「タケダコンシェルジュ」は医療者が必要な時に、必要な情報を、必要な手段でコミュニケーションができるというメリットがある。

 

1カ月で使用実績600件

f:id:kyoma0824:20210210181644j:plain

また実装1ヶ月で現場での効果が出ていることも素晴らしい。

1月18日の実装開始から、2月16日までの約1カ月間で、約600件の使用実績があった。そのうち約30件がMRへの相談で、実際にMRとのアポイントにつながったケースも約15件あったという。

数を見るだけでは、「たったそれだけ?」と思うかもしれないが、コロナかではリアルな医療機関の側のニーズが1件でも把握できる事は重要な事である。

 

 新規開業したばかりのクリニックでまだMRの訪問実績がないケースや、大学病院で専門領域外の知識が必要になったが担当MRとの面識がないケース、あるいはMR担当者が交代したばかりのケースなど、さまざまな場面での活用が期待される。

 

今後のタケダコンシェルジュ:MR呼び出し機能以外の機能

今後機能追加によるシステム向上を目指している。

①FAQ(よくある質問)

②ウェブ講演会のタイミングに合わせたアナウンス機能

 

さいごに

f:id:kyoma0824:20210130211128j:plain

デジタルで医療関係者と製薬会社を繋ぐシステム開発や運用は現在どの製薬会社も行ってる。

しかし、現場の要望やアイディアからシステム構築される事は稀である。大企業ほど難しい。

それを「日本一の製薬会社」が行っている事が心から素晴らしいと思います。

 

まだまだ製薬企業の医療貢献は一方的な面が多かったり、真の医療ニーズを満たしていない事が多い。

今後の製薬会社のあり方を考える上ではもっと医療関係者の方々と何かを作り上げていかないといけなないのではないか。と日々考えています。

 

 

日本ブログ村ランキングに参加しています!

最後にクリックしていただけたら嬉しいです♪(^_-)-☆

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 勉強しているサラリーマンへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

製薬会社いたばさみ管理職の日常 - にほんブログ村