自分は長年、妻とのコミュニケーションで悩んでいることがあります。
恐らくこれは色んな夫婦の共通の話題だと思います。
私の夫婦喧嘩や揉め事の大半の原因が「何気ない会話」からです。
もう何年も原わかっているのに同じことを繰り返します。
一部あきらめている部分もありお互いの「会話を大切にしてない」ことが根本原因だとこの本を読んで改めて思いました。
夫婦間で反省すべきポイント
身内だからこそ「言わなくてもわかるでしょ」は危険!
つい長年寄り添っていると、慣れや甘えから「言わなくても察して欲しい」「気づいたらあなたがしてくれればいい」なんてことが多くあると思います。
また何回言っても変わらないことから「どうせ言っても無駄だから」と切り捨てた言い方をしてしますが、これも知らぬ間に不快感を与えていると思います。
本書では基本的に私たちは、人に物を頼むのが苦手と定義しています。
だからできるだけ相手に悟らせるため、大変そうにわざとらしくため息をついたり、間接的に嫌みを言ってみたりする、そして相手が気づかないと、最終的には怒りが溜まり爆発。と紹介されています。
よくあるシチュエーションを解説しているところが納得いく部分です。
相手を非難し、怒ることで相手をコントロールしようとしているだけなので、家庭の役割に不満があるときは、素直に伝えるのが一番良いと紹介されています。
会話することは大切
夫婦間や家族間でも言わなくてもわかるや「あ」「うん」の呼吸で理解できるしっかりと話を聞かないことがあります。しかし話を聞かないのは、返事をしないのと同じ最大級の「無視」のメッセージと受け取られます。
コミュニケーションとは関わりであり、会話はその手段である以上、話を聞かないというのは、関わりを持つ意志がないことの表明になります。
単に疲れているだけだったとしても、伝わるメッセージはマイナスです。
やってはいけないポイント
何かをしながら話を聞いたり、顔を見ないで話を聞いたりすることも避けるべきです。
本人が思っている以上に相手に不快感を与え、会話すること自体を大切にすべきであります。
嫌われる人の話し方のポイント
・相手に何か言われたとき、「わかっているよ」「知っているよ」と答えてしまう
・「あなたよりよくできる」という「違い」を強調する
・「要するに」相手の話をまとめがちな人は要注意
・「ところでさ」「それよりね」と話を遮る
・「私」という言葉が一定以上の頻度で出現する
上下関係でのコミュニケーション
・上司が部下に「きみだって頑張れば、Aくんのようになれるよ」
無駄に上司に嫌われないための話し方
・上司から仕事を催促された部下が言う「わかっています」「いまやろうと思っていたんです」
さいごに
本書ではその言葉に付加される「意味」について人は反応していると紹介されている。
ですので相手の話を一般化しすぎると、「あなたは特別な存在ではありません」相手と自分を比較するときも、「あなたは私より劣っている」という受け取られ方をしてしまいます。
対人関係に悩んでいる人もそうでない人も本書を読むことで、コミュニケーションの重みとことばを選ぶ重要性に触れより良いコミュニケーションに繋がると思います。
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