『リーダーを目指す人』『リーダーになった人』におすすめの本

 

リーダーを目指す人の心得 文庫版

 

リーダーという選択

世の中、リーダーを目指している人ばかりではない。

自分は製薬会社でできるなら責任がなく気楽にMRとして働いたり、本社の一社員として勤務したいと思っていました。

ただ、社会人人生を歩むにつれて、「人の存在」が、人生に大きな影響を与えていることに気づきました。

例えば会社での上司や同僚、同期の存在は大きいです。自分自身がしっかりとした考えを持っていれば関係ないと思っていましたが年齢を重ねるにつれて人との関わり方はその人に人生に影響を与えているとわかってきました。

色々な人との関りで自分は嫌な思いもたくさんしてきました。

そういった思いを抱えたまま人生の大半の時間を使う仕事に向かうということは大きな損失だと思います。

 

自分がリーダーの道を選択した理由

「こんな上司になりたくない」という思いが強かったかもしれません。今思うと自分のような思いを他人がするなら自分で変えてみようと考えたことが大きいと思います。

正直、特段目立ちたいわけでもない。人の前に出ることは好きではない。

プライベートではあまり人と関わりたくない。というタイプです。

 

そんな自分でもリーダー・管理職になって日々学ぶことがたくさんあります。

本日紹介するのはコリン・パウエル国務長官が自身の経験談から導き出した仕事術と人生論をまとめあげた一冊です。

菅義偉総理の愛読書らしいです。

 

国務長官を務めた人物の経験だが堅くなく気軽に読める逸話やエピソードが詰まっています。ビジネスパーソンとして学べる一冊だと思います。

 

ポイント

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本書のポイントとしてコリン・パウエル13カ条のルールがある。

その中でも自身が大切だと思う内容を紹介する。

 

「まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。」

アンガーマネジメントにつながる部分である。実際部下が指示した内容ができていないときは非常に腹が立つときもある。しかし自制心を働かせ、なぜそれができなかったのか?の原因を探ることが先決である。

恐怖に支配されてはいけない

 

「選択には細心の注意を払え。」

リーダーは色々な問題に直面する。正直急を求められることも多い。しかし何事にも急いで結論を出す必要はない。しかっりとした判断基準を持って選ばなければならない。リーダーは一度選択を間違うと2度と修正できないこともあるからだ。

「他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。」

決断の最終責任を負うのは自分だ。周囲に流されずに、自分の判断で選択しなければならない。ただし、自分ひとりで決めろという意味ではなく、色々な人に相談や助言は求めるべきである。

 

「冷静であれ。親切であれ。」

どんなに周りが焦っていても、冷静でいなければならない。リーダーは常に一定の感情のゾーンをキープするよう心掛けるべきだ。また部下に対する親切心を忘れてはならない。部下がやって当たり前なんて考え方はご法度だ。互いを尊敬し合えば、部下もリーダーのことを考えて動いてくれる。

 

「恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。」

恐怖にコントロールされる者にリーダーの資格はない。悲観論ばかりを並べ立てるのは簡単だ。恐れを乗り越えて直感に従うのである。

リーダーがやりがちな失敗の大半はこれである。責任を取りたくないがために、部下に責任を押し付けた発言や行動をとってしまう。ここは絶対にしてはならない。

 

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「仕事バカになるな」

日本人はまだまだ「仕事バカ」に美徳を感じている人が多い。しかし「仕事バカ」になるのもよくない。実はそれに付き合って職場に残り、週末まで出勤してしまうような忖度する部分は少なからずある。そうなると何十人ものスタッフが同じように出勤しなければならない。どうしても休みなしで働かなければならないときもあるが、仕事以外の部分も人生にはなくてはならない。家族も休息も大事だ。仕事以外に興味を持つこと、それを追求する時間も必要ということだ。

本書内で紹介されているが

「歩けるなら走るな。座れるなら立つな。横になれるなら座るな。眠れるなら起きているな。」これは若い陸軍士官が教わる戒めである。軍でさえこういった考えを重んじている点は学ぶべき点である。

 

「問題解決はリーダーの本質である」

問題に遭遇したら、それに辛抱強く対処しなければならない。問題解決こそがリーダーの仕事の本質なのだ。誰も問題を持ち込んでこなくなったら、信用されていないと考えていい。という部分はもっともである。スピークアップができないと組織としては強くならない。

自ら問題を探し、部下にも問題解決の意識が浸透するように努めるべきだ。

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「信頼には信頼を重ねよう」

新しい組織にはいったら、まずはそこにいる人を信じるべきだ。こちらが信頼すれば、相手も信頼を返してくれる。まず自分がやりたいことの前に、リーダーは常にチームの信頼関係を築くことに労力を割かなければならない。

信頼関係が構築できれば部下がリーダーを助け、組織が成功するよう努力してくれる。

 

「間違いには毅然とした対応」

間違いは必ずその場で修正しなければならない。こ小さな間違いを見過ごすと、さらに大きな間違いも容認してしまう。これはあとから修正できないので注意が必要だ。

ただ、規律を守ることは重要だが、リーダーが権力で部下を支配する組織を作ってはならない。部下を虐げることで自信のなさをごまかしているリーダーは少なからずいるが本末転倒である。

強く叱りつけるようなやり方では、部下の力を引き出せないだろう。

 

「情報の精査は厳密に」

情報というものは非常に複雑である。様々な要因から構成されているからだ。まず情報を得たときはそれから特別な状況がないか考え、その情報が間違っている場合のリスク、正しい場合のリスクをそれぞれ考える。

また国務長官という立場からは正しい情報を得ることと同様に、正しい情報を発信することも重要だ。メディアの前で話をする場合、聞き手は記者だけではない。本当に情報を伝えなければならないのは、その向こうにいる国民である。さらに、他国の政治家や軍部関係者、敵、現場の兵士も意識すべき聞き手だ。公の場で話をするときは、誰に対して話しているのかをよく考えなければならない。と書かれている。

普段我々の仕事も情報であふれかえっている。その情報によって他者に与える影響も考えなければいけなおので安易に情報を信用するわけにはいかない。バランスが大事である。

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他にも「ひとつのチーム、ひとつの戦い」「代えのきかない人物を作るな」など色々な内容が書かれている。実体験の話が多く、ビジネスパーソンとして経験に寺石合わせて学べる一冊だと思います。

 

 

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