『99.9%は幸せの素人』から考える人生の幸福について

自分はコロナ禍で幸せの定義が完全に変わりました。

仕事やプライベートの価値観、人生の考え方が変わったのかもしれません。

 

本書は「多くの人の日々の頑張りは、科学的に正しくない。」と紹介されています。

なんとなくわかる気がします。

常に生活をしていて、なんの不満もないのに違和感を感じるのはこのためだなと本書を読んで思いました。

著者によると、日々の努力は「生きるための努力」で「自分を幸せにする努力」になっていない可能性が高いと紹介されている。「幸せ」の新常識、幸せになるにはどうしたらいいのか。お金、結婚、仕事など、各方面から具体的な「行動」記されており「やってみよう」と思わせてくれる1冊です。

 

99.9%は幸せの素人

 

 本書のポイント

人生の損をしていることを知る

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「正しい」と思い込んでいる

損をする選択自体を「正しい」と思い込み、その選択を繰り返していく。

「頑張っているのに望む結果が得られない」「なぜか毎日に充実感がない」。

人間の脳は、一度選択した行動を正当化しようとする

 

家族のために一生懸命働くことは素晴らしいこと。

夢や目標が叶ったら幸せになれる。

嫌なことがあっても常にポジティブでいることが大切だ。

 

こういった考えが、私たちを苦しめ、損をさせている可能性がある。

 

「モノ」ではなく「経験」にお金を使う

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授は、「人は収入が増えれば増えるほど幸せになる」と述べている。

ただし、それが成立する限界は、年収800万円だという。

800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらない。

また年収が2倍になっても、幸福度は9%しか上昇しないというデータもある。

 

「モノ」ではなく「経験」にお金を使うことだで、経験の中でも、世の中とのつながりを実感できる経験、くり返し語ることができる思い出となる経験が望ましい。自分の理想に近づく経験や、めったにないチャンスを得られる経験にお金を使うと、幸福度が上がる。

 

また、自分のためではなく誰かのために使ったお金のほうが幸福度は高くなる。

例えば寄付をすることで、家庭の所得が2倍になったのと同じくらい幸福度が増すことも判明している。大切なのは使った金額ではなく使い方である。

 

人との付き合いで幸福度は変わる

自分らしくいることが全てではない

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無理して好かれるよりも自分らしくいるほうが大切という風潮もあルガ、ハーバードメン研究では、75年にわたり268名の人生を追跡し、人の幸福度に影響する要素を調べた。

すると、研究対象のトップ10%の「幸せな人生を歩んだ人たち」は人生で「温かな人間関係」を築いていたという。

彼らはそれ以外の人に比べて年収が高く、専門的な分野で成功を収めた人は3倍も多かった。さらにこの研究では、幼年期に母親との温かな関係が築けていた人は、そうでない人に比べて年収が約870万円も高いことが明らかになった。

つまり幸福度や仕事の成功において、「温かな人間関係」を築けたかどうかが重要なファクターだといえる。

「人から好かれなくても自分らしく生きていけばいい」。そう強がってみても、データ上では、人とのつながりを実感できない人生は幸せといえないことがうかがい知れる。

 

幸せホルモンの分泌を促す3つの方法

必要なのは「人を愛する能力」

幸せホルモンといわれるオキシトシンの分泌を増やすと、人を愛する能力を伸ばせる。

 

オキシトシン」の分泌を促す3つの方法

1つめは、「8秒ハグ」

オキシトシンは人と直接触れあうことで分泌される。動物とのスキンシップや握手でもかまわない。

 

2つめは、心温まる映画を観ること

人間は視覚から入り込んだ情報を自分の体験のように認識する。

映画の登場人物が感じる温かい気持ちを視覚から取り込むことで、オキシトシンの分泌を促すようにしたい。

 

3つめは、1週間に1日「親切デー」を作り、その日は5つ以上親切な行いをすること

人に親切にするとオキシトシンが高まる。

親切は、毎日少しずつよりは、集中的に行うほうがよいこ

「一日一善」よりも、「週1・5善」のほうが幸せになりやすい。

 

結婚するかしないかより、結婚後の努力がカギ

結婚そのものよりも結婚で得られる幸福な気持ちを維持する努力をしているかどうかのほうが重要。

幸福な気持ちを下げてしまう一番の原因は「慣れ」。極力慣れないようにしよう。

実際、幸せな結婚生活を送っている人は、ささやかな感謝の言葉を伝えたり、プレゼントを必ず送ったりするなど、パートナーと一緒にいることを当たり前と思わず努力している。

一方、そうでない人は一緒にいることが当たり前と感じて、大した努力をしない。

パートナーからの反応が薄いと「自分は相手から尊重されていない」と感じてしまう。

 

ポジティブ思考だけでない、3つの感情

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私たちの幸福度に影響を与える感情は3つ

ポジティブ感情、ネガティブ感情、人生満足度

3つの感情それぞれにつながる正しい選択をすることで、幸福度が増していく。

 

ポジティブ感情を強めるには

将来への希望に向けて現実的な行動を着実に実行し、個人的成長を感じるようにするのがよい。

イメージは「半沢直樹」だ。どんな困難にぶつかっても、倍返しの気持ちとミッション実現に向けての行動力という面で、お手本になる。

 

ネガティブ感情を減らす方法

私たちは常に心配事を抱えている。しかし、解決できない心配事が実際に起きる確率はたったの3%といわれている。

心配を解消するのにおすすめなのが、ネガティブな感情を記録する「ジャーナリング」という手法だ。

人は不安を感じても、感じたこと自体はどんどん忘れてしまう。

だから不安を感じたときに都度記録しておくことで、実際にそれが起きていないことを確認することができる。

 

人生満足度に影響を与える

どんな自分も「それでいいんだ」と思える力である。

できない部分だけでなく、できる部分も見てあげることで、幸福度が高まっていく。

 

2つの財を使いこなし、行動を継続させる

幸福感を呼び起こすものには2種類

他人と比べなくても幸福感を感じられるもので、「非地位財」

他人と比べて優れていることに喜びを感じられるもので、「地位財」

前者から得られる喜びのほうが、後者から得られる喜びよりも長続きする。

 

例えば、年収1000万円といった地位財を得ようとすると、短期的には頑張れる。ところが、喜びは長続きしないので、頑張り続けなければならない。

これに対し、「やりたい仕事ができている」「人間関係に恵まれている」といった非地位財を得ようとすると、喜びが長続きする。

ただし、それだけでは現状に満足して、変化やチャレンジを目指す貪欲さがなくなってしまう。

 

成功するアスリートや経営者の多くは、この2つの財をうまく使い分けて、努力を継続しやすくしている。

例えば、今すぐ行動したいときは、「まずは月収300万円を突破する」といった地位財の目標を立てる。そのうえで、やる気を継続させるために、非地位財の目標を設定するのだ。

目標は、自分の現状や目指す姿に合わせて使いこなすとよい。

 

好きなことだけでは幸せになれない

f:id:kyoma0824:20210130211128j:plain幸福度の研究が進み、科学的に認められた方法で自分の現在の幸福度を診断できるようになった。

重要なのは、数値の高い低いよりもありのままの自分の状況を知ることだ。

「好きなこと」、「得意なこと」、「世の中の役に立つこと」、「収入が得られること」の4要素を満たす生き方が幸せになりやすいという。

「好きなこと」を生きがいの入り口として、他の3つの領域に膨らませていくことで、今以上に幸せになれる可能性が高まるのだ。

 

「得意なこと」はクラスで一番くらいのレベルでよい。決して世の中の1番になる必要はない。

 

「収入を得られること」も、ハードルを高くしないほうがよい。

まずは1000円を目指そう。これはスモールステップ理論という。

小さな目標を1つずつクリアすることで、目標達成率を上げられる。

 

働きながら幸福度を高めるには

ペンシルベニア大学教育学大学院の研究によると、「幸福度の高い社員の創造性は幸福度の低い社員の3倍高く、生産性は31%、売上は37%高い」

幸福度が高い人ほど優秀な人材なのだ。成果への対価として「給料アップ」は一般的だが、それは時代遅れかもしれない。

実は、時間とお金のどちらに意識を向けるかによって、幸福度が変わってくる。「この時間をどう使おうか」と、時間のことを考えている人は、よりよい人間関係を築こうという発想につながりやすい。一方で、「どれだけ稼げるか」とお金のことを考えていると、働くことばかりに意識が向く。よって、前者のほうが幸福度を高める考えや行動に結びつくというわけだ。

「もっとお金を稼がなくちゃ」ではなく、「お金を稼いだらそのお金でどんな時間を過ごそうか」と考えてみる。そのほうが、幸福度が高まり、成果につながりやすい。

さらに、夢や目標は、実現することではなく、それらをもつことが重要である。夢や目標をもつだけで幸福度が上がる。今の仕事が自分の夢や目標につながり前進しているという実感があれば、モチベーションがますます高まっていくのだ。

 

 

さいごに

お金はあることには越した事はない、多く稼げれば幸せであると自分を思いこませ仕事に満身してきました。

しかしコロナ禍で生活様式や家族との関わり方も変化し何が自分の人生の中で大切なものは何か?どうすることでより幸福度はますのかと考えるようになりました。

そして本書を読んで更に幸福度や幸せの定義、それを構築していくマインドというものを見直す気づきになりました。少しばかり力んでいた人生が緩やかになった瞬間でもありました。

 

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